【オフィス再生事例】売却前の資産価値向上に貢献！難題カビと特殊壁材を解決、オーナー様も大満足のグロートラストの総合施工管理

2025年06月21日 22:22

皆様、こんにちは！グロートラスト株式会社リフォーム事業部です。

オフィスビルや商業施設のオーナー様にとって、物件の美観と衛生状態は、資産価値や将来の活用を左右する重要な要素です。特に、目に見えるカビや汚れは、内見時の印象を大きく損ね、ご検討されている計画の進行に影響を及ぼすことも少なくありません。一般的な清掃では対応しきれない特殊な状況も多々あります。

今回は、都心のオフィスビルでご依頼いただいた広範囲にわたるカビ清掃と特殊な壁材の補修事例をご紹介します。将来を見据えた物件の状態維持を望むお客様の「資産価値を損なわない状態にしたい」というご要望に対し、私たちがどのように難題を解決し、最適なソリューションを提供したのか。そして、最終的にお客様から**「大満足」と最高の評価をいただいた**その舞台裏をご覧ください。

【ご依頼】将来を見据えたオフィスで、広範囲なカビと特殊壁材の難題

ご相談いただいたのは、とある都心に立つオフィスビルでした。オーナー様からは、近々物件の状態を確認するための内見機会があるため、次のオーナー様が気持ちよく過ごせるよう、費用をかけてでも現状のカビや汚れをなくし、良好な状態に引き渡したいという強いご要望がありました。

拝見したところ、以下のような課題が確認されました。

広範囲にわたるカビ汚れ: 天井や壁の吹き出し口周辺を中心に、かなりのカビ汚れが目立ちました。特にひどい部屋では、家具にまでカビが発生している状況でした。

[画像の説明]: 天井と壁の境目、特に梁の下部にカビが点々と発生している様子です。

[画像の説明]: 天井の広範囲に薄く、しかし確実にカビ汚れが広がっていることが分かります。

[画像の説明]: 空調の吹き出し口周辺など、汚れが蓄積しやすい場所のカビが目立ちます。

[画像の説明]: 天井のモールディング部分や棚の上など、手が届きにくい場所にもカビが確認できます。

[画像の説明]: 会議室のテーブル下部にも白い斑点状の汚れ（カビの可能性）が確認され、清掃の必要性を示唆しています。

特殊な壁材（砂壁状の壁材）: 壁は一般的なクロスではなく、砂壁状の特殊な素材でした。通常の清掃方法では剥がれてしまうリスクがあり、対応が非常に困難な状況でした。

「一時しのぎ」ではない根本的な改善への期待: オーナー様からは、単なる表面的な清掃以上の、将来を見据えた確実な対策が求められました。

グロートラスト株式会社の対応力：難易度の高いカビ補修とハウスクリーニングを一括管理

この難題に対し、私たちグロートラスト株式会社は、多岐にわたる専門知識と協力業者との連携を活かし、最適な解決策を追求しました。

綿密な現地調査とお客様の要望の深掘り:
- オーナー様および管理会社様と現場で同席し、詳細な状況を確認。お客様の「資産価値を損なわない状態にしたい」という真のご要望を明確に把握しました。
- 広範囲な空間であったため、お客様に清掃や補修を希望する範囲を図面に図示していただくことで、具体的な施工範囲を明確にしました。
特殊壁材への対応策の検討と提案:
- 砂壁状の壁材は、一般的な清掃や塗装が困難であり、誤った方法では剥がれてしまうリスクがあります。
- そこで、私たちは複数の専門業者と連携し、最適な施工方法を検討しました。
  - 砂状の壁材の清掃や塗装は困難で、左官屋の領域であるという情報も得つつ。
  - 一部の協力業者からは「剥がして塗り替えしかなく、色合いも完全に同じにはならない」という情報や、「保証はできないが、汚れ部分を軽く削り、塗装を入れることで綺麗になる可能性があり、これが最も現実的」との見解も得ました。
- それぞれの方法のリスクと価格を明確に提示し、お客様に納得いただいた上で、最も現実的と判断した方法（軽度なケレンと塗装）で進める方向性を固めました。
広範囲なハウスクリーニングと総合的な提案:
- 目立つカビは壁や天井に限定しつつも、広範囲にわたるカビの発生状況を鑑み、物置的な場所を除くほぼ全部屋のハウスクリーニングを提案。お客様からもご納得いただけました。
- 最終的には、カビ汚れが根を張っている可能性を考慮し、天井も含め、色合いに違和感がない範囲での全体塗装が必要と判断しました。